文化

バイオレンス: TRPG

VioLence™は、他社から出ているダンジョンズ&ドラゴンズ®によく似ている。お前とお前のダチは、想像上の世界に存在する人物を演じることになる。迷路をさまよい、ドアを蹴り破り、その先にいる者を全てぶち殺し、有り金全部はぎ取るのだ。

「完全自殺マニュアル」鶴見済

この本はたいへんに有名である。初版は1993年、すなわち平成5年の7月。まえがきなんかは前世紀末の香りが漂うが、全体としては思想のない自殺マニュアル(ケーススタディつき)となっている。

パラノイア 【トラブルシューターズ】

…昔の専制君主は『汝、なすべからず』と命じた。全体主義の命令は『汝、なすべし』だった。われわれの命令は『汝、これなり』なのだ。

「創作人物の名前について」夢野久作

小説を書こう、物語をつくってみようとしたときに、最初に困るのは登場人物の名前をどのように決めるかということだろう。ぼくも小説みたいなのを書いてみたことはあるが、小説を書き出さないうち、名前を決める段階でウンウン悩んでいることは多かった。

「クマにあったらどうするか」姉崎等・片山龍峯

この本の語り手・姉崎等さんは、生涯で60頭以上のクマをしとめた狩人である。アイヌと日本人の混血であることから狩猟を教えてもらえず、クマの歩いたあとを通ってがむしゃらに山に入っていくことで山歩きを、狩猟をおぼえたというから驚きだ。

「ペスト大流行」村上陽一郎

「ペスト」といわれてまずぼくの頭に浮かんでくるのは、身体にできた黒い斑点におびえる人々でも、医師たちの奇妙なマスクでもなく、ホドロフスキーの映画「リアリティのダンス」の1シーン――ぼろぼろの黒い服を身に纏い、黒い傘をさしたペスト患者の集団が山をくだって街へと行進してくる――というシーンだ。

「毒薬の手帖」澁澤龍彦

澁澤龍彦はフランス文学者であり評論家であり小説家で、黒魔術を、秘密結社を、殺人を、エロティシズムを語ったかと思えば後年には日本文化に"帰還"した。ぼくはとらえどころのないこのひとがとても好きだ。