科学

「競走馬の科学」

競馬がけっこう好きだ。はじめて見た日本ダービーは2016年(マカヒキ)で、サトノダイヤモンドとの壮絶な叩きあいを記憶している。 あと場所柄、宝塚記念を見にいくことが多い。マリアライトがキタサンブラックとドゥラメンテを差し切ってぼくの馬券が紙くずになったり、ミッキーロケットが第4コーナー回ってきてすごい迫力で早め先頭に立ったかと思ったらおまけに香港のワーザーなんか来ちゃってぼくの馬券が紙くずになったりしたことが思い出ぶかい。

「ソラリス」スタニスワフ・レム

ぼくが「ソラリス」をはじめて手にとったのは大学の図書館で、「水に関する本特集」コーナーにおいてあったからだと記憶している。今にして思うと「ソラリス」を水特集におくのはかなりの拡大解釈だが、おかげさまでこの本を手にとることができたわけである。

「極北シベリア」福田正己

この本はシベリアの永久凍土について、特に永久凍土の中にある「エドマ」「ピンゴ」といった構造についての研究調査記だ。これらを詳しく説明することはぼくの力量をこえているが、おおむね凍土の中に水が入りこむことでできる巨大な氷楔や霜のことであるらしい。

「人間はどこまで耐えられるのか」フランセス・アッシュクロフト

人類初のエベレスト無酸素登頂に成功したラインホルト・メスナーは、頂上までの最後の100mを進むのに1時間を要したという。